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岸田首相、自民党・麻生副総裁と会談 “ウラ金疑惑”安倍派幹部5人の処遇など協議

岸田総理大臣は、自民党の麻生副総裁と総理公邸で会談し、松野官房長官らウラ金疑惑が指摘されている安倍派幹部5人の処遇など今後の対応を協議しました。 岸田総理は、麻生副総裁と会談し、松野官房長官や自民党の高木国対委員長、世耕参院幹事長らウラ金疑惑が指摘されている、安倍派幹部5人の処遇など、今後の対応について話し合いました。 岸田総理は、松野氏ら要職に就く安倍派幹部5人を交代させることも含め検討していますが、麻生氏の周辺によると麻生氏は、松野氏らの交代には「影響が大きすぎる」との理由で慎重だということです。 会談の詳細はわかっていませんが、当面、どのような対応を取るか、一定の方向性が定まった可能性もありそうです。 一方、疑惑が指摘されている世耕氏は参院幹事長を辞任しない考えを示しました。 自民党・世耕参院幹事長 「捜査段階に入っている。私が発言することが捜査に影響を与えてはいけない。詳しくご説明することはできない。(辞任するかについて)私自身はしっかり職責を全うしていきたい」 高木氏は地元で支持者向けの会合を開き謝罪しましたが、その後の取材には「適切に対応する」と繰り返し、役職を辞任する考えはないことを明言しました。 自民党・高木国対委員長 「慎重に事実関係を確認して適切に対応していく。職責をしっかりと全うすることが今の私の務めだと思っております」 また、茂木幹事長は再発防止策として「派閥のパーティーであっても、党本部もしっかりと問題が無いかどうか確かめる」との考えを表明しました。そのうえで「こうした措置を取ることで国民の信頼回復をはかっていきたい」と強調しました。

2023.12.09 23:31

フィリピン当局の船が中国海警局の船から放水される 通信機器などが損傷 南シナ海

フィリピン政府は9日、中国と領有権を争う南シナ海でフィリピン当局の船が中国海警局の船から放水され、通信機器などが損傷したと発表しました。 フィリピン船を両側から挟むようにして放水する中国海警局の船。ロイター通信によりますと、フィリピン政府は10日、中国と領有権を争う南シナ海で、フィリピンの漁船に食料や燃料を運んでいたフィリピン当局の船が、中国海警局の船から少なくとも8回放水されたと発表しました。 この放水で通信機器などに重大な損傷を与えられたとしています。 さらに、中国船は大きな音を発生させる特殊なスピーカーを使って、妨害行為をしてきたということです。 フィリピン政府は「違法かつ攻撃的な行動で補給活動を妨害することは非人道的だ」などと中国側を非難しました。

2023.12.09 22:59

14年間バレーボールを経験・佐藤梨那アナ 荒木絵里香と考える部活動の“勝利至上主義”

ここ数年、バレーボール強豪校での体罰が相次いで発覚しています。春高バレーの優勝校では、監督が生徒を怒鳴りながら平手打ちの暴行をして解任に。全国大会常連校では、生徒の髪をわしづかみにするなどの暴行の容疑で顧問が逮捕される事態も。その体罰や行き過ぎた指導の背景にあると考えられるのが、勝つことを一番の目標にする“勝利至上主義”です。 小学校から大学までの14年間バレーボールに打ち込んでいた私、日本テレビアナウンサーの佐藤梨那も、小学生の時に“勝ち”にこだわるチームでプレーをしてきました。 スポーツ競技の中で“勝利を目指す”ことは技術向上などにもつながる大切な要素ですが、クラブチームや部活動において子供たちに「“勝つことが最優先”の指導をすることは正しいのか」。バレーボールが、子供たちにとって面白さや楽しさを感じ続けられる競技になるために、どのような取り組みが必要なのかを考えていきます。 今回、日本代表として4大会連続で五輪に出場し、2012年のロンドン大会で銅メダル獲得に貢献した荒木絵里香さん(39)にインタビュー。“勝利至上主義”のあり方、いま指導者に何が求められているのか、お話を聞きました。 ■ 勝利至上主義…「厳しいや苦しいを、はき違えてはいけない」 小学4年生の終わりに身長が170センチあり、母の勧めでバレーボールを始めたという荒木さん。しかし最初に入ったのは、理不尽な指導や暴力があるチームでした。「これはスポーツではない」という両親の助言で、そのチームをやめバレーボールから距離を置いた時期もあったといいますが、高校は選手の自主性を重視する指導方針の下北沢成徳に入学。インターハイ・国体・春高バレー優勝の3冠を経験しました。 ◇◇◇◇ 佐藤:荒木さんがどのように考えるかなと思ってお聞きしたかったのが、小学生、中学生で“勝つため”の指導をしてしまうと、高校でいきなり自主性を求められるのは、なかなか難しいところもあると思うんです。“勝利至上主義”は「まだ小学生、中学生なのに」と思うところもあるんですけど、どう思われますか。 荒木:「勝つ」ということに対して、今いろいろな競技で問題になっているじゃないですか。日本一を小学生で決めない競技もあったりして。でも勝つ喜びも、もちろんあるじゃないですか。そこはすごく難しいところだなと思います。 勝つために体罰は必要なのか、体罰してまで勝たなきゃいけないのか。厳しいとか苦しいを、はき違えてはいけないと思うんですよね。頑張り方のはき違えってすごくあるなと思っていて。勝つことが、やっぱり子供時代、学生時代の目標だし、勝つとうれしいし、でも、それ以上に大事なことはたくさんあると思うので、そこをはき違えないように。 海外の話を聞くと勝利を求めていなくて、選手をどう育成できるかを大事にしている。トップのカテゴリーでなくても、そういったシステムが作られているのを見ると、日本は勝利至上主義で、今が大事(という指導方針が多い)。「ここで勝たないと」が一概に悪いとは言わないけど、「じゃあその先に何があるか」というところまで考えていけたらいいのかなと思いますね。 ■周りの大人たちに求められることとは 2022年、全日本柔道連盟は「行き過ぎた勝利至上主義の散見」を理由に、全国小学生学年別柔道大会を廃止すると発表しました。また、全国ミニバスケットボール大会では、決勝トーナメントを廃止し、優勝などの順位付けをしない全国大会を開催するなど、 “勝利至上主義”の考え方を見直す動きが出てきています。 そして、日本オリンピック委員会(JOC)が中心となって行われている取り組みも。アスリートを取り囲むすべての関係者が知識や学びを得て、選手、子供たちが力を発揮できるように支えていく『アントラージュ』という取り組みで、指導者や保護者などを対象にワークショップなどを開催しています。 荒木さんは、父は早稲田大学ラグビー部を経て、社会人チームの選手・コーチとして活動、母は中学・高校の体育教師というスポーツ一家に生まれました。両親の支えで幼少期にいい経験が積めたということもあり、指導者や保護者、周りの大人たちのサポートが、子供たちにとってとても重要だと話します。 ◇◇◇◇ 荒木:私は両親にスポーツのあり方、正しい方向にサポートしてもらえたのが、自分の競技人生の中で、人生の中で大きなものになっています。なので周りでサポートする大人の重要性が、体罰やいろいろな問題に直結すると思うので、そこの体制を整えることだと思います。 社会は変化していくし、昔は当たり前だったことが今では絶対あり得ないことになっているし、子供たちも変わるし、そうした中でみんながうまく変化を受け入れながら、進化できるような指導スタイルや周りのサポート、保護者含めてアントラージュ全員が意識を持っていく。小さなことの積み重ねを大事にしていくことしかないのかなと思います。 ■荒木絵里香の願い「好きだとはっきり言えるような競技であってほしい」 荒木さんは2021年に現役を引退。26年間の競技生活を終え、Vリーグのトヨタ車体クインシーズでチームコーディネーターとして活動しています。2022年には、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に進学しました。選手の時とは異なる目線でバレーボールと向き合う荒木さんに、今後の目標を聞きました。 ◇◇◇◇ 荒木:今年の夏に指導者のライセンスの一番下にチャレンジして、まだ合格通知はもらってないんですけど。大学院でもコーチングを専攻して、指導についてまだ学んでいる最中。自分が指導する機会の中では、答えは(選手が)自分で見つけるものだと思うので、ヒントや考えるポイント、意識を少し伝えられたらと今は考えながら選手と話をしています。 佐藤:子供たちにとっては、バレーボールはどんな存在であってほしいですか。 荒木:自分がそうであったように、夢中になって上手になりたいという思いや、上手になれる喜びが感じられて、バレーボールを通していろいろな人間関係や、目標を立てて、それをどうやったら達成していくのか。バレーボールを通じていろんなことが学べる素晴らしい競技だと思うので、そこの面白さを自らみんなが求めて、バレーが好きだとはっきり言えるような競技であってほしいな。子供たちにとってそういうものであってほしいなと思います。 佐藤:将来子供たちに指導するようになった時に何を一番大切にしたいと考えていますか。 荒木:「夢中」を大事にしたい。夢中になって競技することを邪魔したくない。子供たちが上手くなりたい、こうしたい、という思いをまっすぐ伸ばしてあげたい。そのために導いてあげたい、そういった指導をしてあげたいなと思います。今後もバレーボールが自分の中心であることは変わらない。指導の勉強もしたいし、女性の働き方や、女性アスリート、ママになって競技を継続した経験も、自分がこれから伝えていける部分だと思う。いろんな面で勉強しながら、これから経験しながら進んでいきたいなと思っています。 【取材後記】 「子供たちの夢中を大事にしたい」という荒木さんの温かい思いを聞いて、相手を思いやることの大切さを改めて感じました。子供には大人のサポートが必要で、その大人たちの言葉や行動がさらに子供たちの力に変わっていくからこそ、私も手を差し伸べられる大人でありたいと思います。26年という現役生活を引退して環境が変わり、新たな活動に対してお話される荒木さんの姿はまさに「夢中」でした。これからどんな挑戦をされるのか、伝えられる日がとても待ち遠しくなりました。 (取材・文 佐藤梨那)

東京 2023.12.09 22:05

【町中華】野菜てんこ盛りタンメン&豚肉からあげランチ!家族で守る人気の味『every.特集』

のれんをくぐるとそこにはいつもホッとする味がある!レトロな町中華シリーズの24回目。今回は、八百屋さんが始めた野菜自慢の店。タンメンも野菜炒めもビックリのてんこ盛りです。 入り口には、激安の野菜売り場も!家族3世代で営む店の名物は、豚肉から揚げランチ。学生街にあるので定食のボリュームもすごい!半世紀以上、地域に根ざした家族団結の店です。 ※詳しくは動画をご覧ください。(2023年12月8日放送「news every.」より) お問い合わせ情報 https://www.ntv.co.jp/every/feature/20231208.html [https://www.ntv.co.jp/every/feature/20231208.html]

2023.12.09 22:00

【あすの天気】東・西日本は太平洋側を中心に晴れ、黄砂が飛ぶ可能性も 北海道は日本海側中心に雪 ふぶく所も

9日(土)は全国的に気温が上がり、季節外れの暖かさになりました。10日(日)も東日本や西日本では暖かさが続く一方、北日本では気温が急降下する見込みです。 <10日(日)の天気> 北日本中心の冬型の気圧配置となり、北日本には寒気が流れ込む見込みです。北海道日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。気温も急激に下がり、札幌では最高気温が前日より11℃低い0℃の予想です。9日から一転して凍えるような寒さになりそうです。 東日本や西日本では太平洋側を中心に晴れて小春日和が続くでしょう。20℃前後まで気温が上がり、12月らしからぬ暖かさになりそうです。ただし、上空に黄砂が飛んでくる可能性がありますので、気になる方は洗濯物は部屋干しがよさそうです。 <週間予報> 11日(月)から12日(火)にかけては低気圧が発達しながら通過するため、広い範囲で雨風強まって荒れた天気になりそうです。西日本では11日から12日の午前中にかけて、東日本や北日本では12日を中心にまとまった雨になる見込みです。関東では11日に一気に気温が下がって東京の最高気温は13℃止まりの予想です。 低気圧通過後、13日(水)以降は北日本の日本海側を中心に大雪に警戒が必要です。来週は天気も気温も変わりやすくなりそうですから、体調管理にくれぐれもお気をつけください。

2023.12.09 21:01

海岸に大量のイワシ打ち上げ、回収作業が始まる 北海道・函館市

北海道函館市の海岸にイワシが大量に打ち上がった問題で、市の職員らおよそ100人が回収作業を始めました。 函館市の海岸では、市の職員や漁業関係者らおよそ100人が手作業でイワシを回収していました。この海岸では今月7日に、数千トンに及ぶとみられるイワシが打ち上がっているのが見つかっていて、回収作業が終わるめどは立っていません。 大泉潤函館市長「まずは着手しなければいけない。走りながら協議、検討する段階です」 回収したイワシは焼却処分されるということです。函館市では11日以降は重機を使うことも検討しています。

北海道 2023.12.09 19:38

“人魚”を襲った大ピンチ 危機的状況にとった行動とは… 南アフリカ・ヨハネスブルク

南アフリカ・ヨハネスブルク。ショッピングモールにある巨大水槽にいたのは…人魚! 大人気のショーが行われていました。演じていたのは人魚1年目のガブリエラ・グリーンさん。水の中を縦横無尽に泳いで、お客さんを楽しませています。 そんな彼女に、ハプニングが! 突然、息を大きく吐き出し、苦しそうにもがきはじめる様子。足元にあるサンゴに、尾びれが引っかかってしまったのです。 身動きがとれない大ピンチにとった行動は…。 ※詳しくは動画をご覧ください(2023年12月8日 news every. 「まさかの出来事」より)

2023.12.09 18:47

【あすの天気】東北~中国地方の日本海側も雲多く 太平洋側は晴れる所が多い 北海道は日本海側を中心に雪 ふぶく所も

■全国の10日(日)の天気 北日本を中心に、冬型の気圧配置になるでしょう。北海道の上空には真冬並みの寒気が流れ込みそうです。北海道では日本海側を中心に雪が降り、風が強く吹いてふぶく所があるでしょう。車の運転などは十分ご注意下さい。東北から中国地方の日本海側も、雲の多い天気となりそうです。太平洋側は、晴れる所が多いでしょう。 ただ、日本付近には、黄砂が飛来しています。近畿など、視程が10キロメートル未満となる可能性もあります。洗濯物への付着などに注意が必要です。 最高気温は、九州から関東で20℃前後と上着がなくても過ごせるくらいの暖かさとなるでしょう。一方、北日本や北陸は9日より大幅に低く、北海道では0℃以下の所もありそうです。万全の寒さ対策をしてお過ごし下さい。 予想最低気温(前日差) 札幌   -2℃(-5 平年並み) 仙台   8℃(+4 11月上旬) 新潟   8℃(+4 11月上旬) 東京都心 6℃(±0 平年並み) 名古屋  6℃(+1 11月下旬) 大阪   9℃(±0 11月下旬) 広島   10℃(+3 11月中旬) 高知   9℃(+1 11月中旬) 福岡   12℃(+1 11月上旬) 鹿児島  11℃(+2 11月下旬) 那覇   21℃(+4 11月上旬) 予想最高気温(前日差) 札幌    0℃(-11 1月上旬) 仙台   15℃(-2 11月中旬) 新潟   12℃(-6 11月下旬) 東京都心 19℃(+2 11月上旬) 名古屋  20℃(+2 11月上旬) 大阪   18℃(-1 11月中旬) 広島   19℃(+1 11月上旬) 高知   21℃(+2 11月上旬) 福岡   22℃(±0 10月下旬) 鹿児島  22℃(+3 11月上旬) 那覇   26℃(±0 11月上旬) ■全国の週間予報 11日は、西から低気圧や前線が近づくでしょう。九州から東海、北陸にかけて、しだいに雨が降り出しそうです。12日は全国的に天気が崩れ、風も強まって荒れた天気になるでしょう。13日は、冬型の気圧配置となり、北陸や北日本で雪や雨となりそうです。太平洋側は晴れる所が多く、14日も、西日本や東日本を中心に晴れるでしょう。15日から16日は、西から再び低気圧が近づき、全国的に、くもりや雨の所が多くなりそうです。 気温はこの先、北海道や東北北部で平年より低い日が多く、寒いでしょう。東北南部から九州、沖縄は、平年より高い見込みですが、天気の変化とともに、気温の変化が大きくなりそうです。

2023.12.09 17:51

ウラ金疑惑指摘の安倍派幹部5人、交代を含め処遇を検討

岸田首相は、松野官房長官らウラ金疑惑が指摘されている安倍派幹部5人について、交代を含め処遇を検討していることがわかりました。中継です。 複数の政府関係者や自民党幹部が「松野官房長官だけ辞めて済む問題ではない」という認識を示しています。岸田首相は疑惑が指摘されている安倍派幹部5人を交代させることも含め検討しています。 最初にウラ金疑惑が指摘された松野官房長官は、会見や国会で説明を拒み続けていることもあり、政府与党内では辞任は避けられないとの見方が大勢となっています。 ただ、自民党の高木国対委員長や世耕参院幹事長らほかの安倍派幹部4人も、松野氏と同じ構図で疑惑が指摘されていて、政府与党内では「松野さんだけ辞めて済む問題ではなくなっている」との声は高まっています。 こうした中、ある政権幹部は「辞めるのは松野氏だけではない。松野氏だけ先に辞めるか、みんな一気に辞めるのか、検討することになる」と明らかにしました。 岸田首相は、松野氏をはじめ、要職に就く安倍派幹部5人を交代させることも含め検討しています。 時期について、首相周辺は「会期中は考えにくい」と話しており、来週13日に臨時国会が閉会した後にも人事を行うことを検討しているとみられます。 一方、安倍派に所属し、収支報告書に記載せずキックバックを受けていたとみられる世耕参院幹事長は、記者団の取材に応じました。 世耕参院幹事長「捜査段階に入っている。私が発言することが捜査に影響を与えてはいけない。(Q.辞任するか)私自身は、しっかり職責を全うしていきたい」 また、茂木幹事長は「深刻に受けとめている」と改めて表明した上で、次のように述べました。 茂木幹事長「派閥のパーティーであっても、党本部も、それにしっかりと関与をして、問題がないかどうか確かめる 」 茂木氏は「こうした措置を取ることで、国民の信頼をはかっていきたい」と強調しました。

東京 2023.12.09 17:16

歴史は繰り返される? バイク事故で車を止めたら… シンガポール

シンガポールにある高速道路で撮影されたドライブレコーダーの映像です。目の前にいる黒い車が車線変更をしようとした瞬間、後ろから猛スピードで来たバイクと衝突してしまいました。さらに、事故はこれだけにとどまりませんでした。車を止めた運転手の男性が降りようとした次の瞬間...。 ※詳しくは動画をご覧ください(2023年12月8日 news every. 「まさかの出来事」より)

2023.12.09 18:36

【戦時下の高校生】軍に入りたい… 二人の選択と友情 ウクライナの高校生が見つめる"将来"『every.特集』

ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年9か月が経ったいまも、終わりの見えない戦闘が続いている。国連が11月に発表したデータによると、ウクライナ側の民間人の犠牲者は1万人以上に。 学校もロシア軍の攻撃にさらされている。子どもたちは空襲警報が鳴ると、授業を中断してシェルターに避難しなければならない。止血の方法を学ぶ授業も行われている。 戦時色の強まる学校生活で、こどもたちはいま何を思っているのか。NNNは、高校2年生のクラスを取材した。 「空襲警報で授業が中断されるせいで、勉強に集中できません」 「シェルターにいるときはヘッドホンで音楽を聴いて、一秒でも早くこの時間が終わるように祈っています」 ミサイル攻撃におびえる日々。こどもたちが描いていた将来は、ロシア軍の侵攻により大きく様変わりした。ヤロスラフくんとイェゴルくん。クラスメイトのふたりは、正反対の道に進もうとしている。 将来軍に入りたいというヤロスラフくんは、「ロシアに対して“憎しみ”がある」と話す。その胸のうちには、侵攻直後のある記憶が。 一方で、軍に入りたくないというイェゴルくんは「いつか戦場に行かなければならない日が来るかもしれない」と諦めをにじませる。その思いとは。 ※詳しくは動画をご覧ください。(2023年12月8日放送「news every.」より)

2023.12.09 18:30

お祝いムードが一転 突然の大爆発の原因は… インド

インド西部にあるお寺でお祭りが行われ、多くの人が集まっていました。カラフルな風船を持ち、立っている少女たちのそばでは、お祝いの爆竹が鳴り、すぐ足元で白い煙が立ち上っています。すると突然の大爆発。風船の中に入っていたガスに引火したのです。 ※詳しくは動画をご覧ください(2023年12月8日 news every. 「まさかの出来事」より)

2023.12.09 18:23

坂道転がる巨大な物体 バイクや人を次々襲い…中国

中国南部でカメラが捉えていたのは、坂道を走るトラックです。そのあとを数台の車が通過していくなか、突然、クラクションが鳴り響きました。巨大な丸い物体が坂道を転がってきたのです。さらに、続々と転がっていき…。 ※詳しくは動画をご覧ください。(2023年12月8日 news every. 「まさかの出来事」より)

2023.12.09 18:17

【“使用”も禁止】改正大麻取締法で必要な支援とは

今月6日、参議院本会議で、「改正大麻取締法」が可決・成立しました。来年にも施行され、医療用大麻が解禁される一方、それ以外での「使用」は禁止されます。大麻依存で悩む人への支援のあり方はどう変わるのでしょうか。 ■日本での大麻をめぐる動き 現在、日本では大麻から製造された医薬品の使用は許されていません。アメリカなど一部の国では、大麻の主成分の「CBD」から作られた、難治性てんかんの治療薬などがすでに承認されており、日本でも解禁を求める声があがっていました。 一方で、大麻は、覚醒剤などほかの薬物使用の入り口となる「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれ、「身体への悪影響がない」といった誤った情報をもとに、友だちから誘われて試してしまうなど、若者を中心に大麻の乱用が問題視されています。現在、所持や栽培などは禁止されていますが、使用については規制がありません。若いうちから乱用すると、強く依存する危険性があることなどから、使用に関するペナルティーを科すことも議論されてきました。 ■「大麻取締法」の改正で何が変わる? 今回の改正では、大麻から製造された医薬品の使用が解禁されます。今後、安全性と有効性が確認されれば、その薬は国内での使用が認められます。 また、麻薬取締法で大麻とその有害成分「THC」が麻薬に位置づけられることとなり、所持や栽培だけではなく、使用することも規制の対象となります。 ■「使用罪」で何が変わる? 使用の規制で、これまで罪に問われなかったケースも、逮捕の対象となります。薬物依存症などからの回復をサポートする、一般社団法人回復支援の会が運営する木津川ダルク代表理事の加藤武士さんは、今回の改正に複雑な思いがあるといいます。 加藤さん 「若者を守るという観点だと、使用罪ができることは、積極的な治療とか回復支援、再犯防止を進めることにならないのではないか」「きっと大麻など薬物を使用したという事実を言い出しにくくなる。そうすると、自分だけで解決しようとしてしまう」 こう話すのには理由があります。実は加藤さんは、18歳で大麻を使用し、その後、薬物依存を経験した、かつての当事者でもあります。自身の経験を、あくまで大麻使用における1つのケースであり、個人の意見だとしたうえで、このように述べました。 加藤さん 「今の若い人たちの中には生きづらさをかかえている人もいると思う。そういう人たちが薬物や大麻を使っているのだとすれば、単純に“使ったらだめだ、逮捕するぞ”ということはあまり効果がないような気がする」 大麻事案での検挙者数は2014年から8年連続で増加し、2022年も5546人と高い水準です。特に30歳未満の若者を中心に乱用が相次ぎ、その割合は年々高まっています。 加藤さん 「今の若者は気持ちを外に出せずにひきこもりがちな人が多いのかなと思う。そんなとき、居場所のない居心地の悪さを解消してくれる手っ取り早いものが薬物なんじゃないかなと思う」「特にリラックス効果があるような薬物、大麻は使われやすいのかなと思います」 ■大麻から抜けだすためには 大麻に依存していた加藤さんですが、人とのつながりや居場所ができたことで大麻をやめることができたといいます。その経験を踏まえ、「使用罪」をつくるのであれば、なおさら周りの支援が不可欠だと話します。 加藤さん 「大麻を使うということは、やっぱり大麻に何かしら求めているものがあると思う。それは何なのか。大麻を使わずにそれを手に入れることはできないのかと。一緒にそれを手に入れる、見つけることはできないだろうかということを一緒に考えたりできたら良いと思う」 ■「大麻グミ」で体調不良も 一方、最近相次いでいるのが「大麻に似た成分」を含む製品による健康被害です。 直近では、大麻に似た合成化合物HHCHを含む、いわゆる「大麻グミ」を食べた人が相次いで体調不調を訴えるなどのケースが相次ぎました。これを受け、厚生労働省はHHCHを「指定薬物」とし、12月2日から所持、使用、流通を禁止しています。 しかし、類似成分については規制の対象外となっているため、わずかに構造を変えた化合物が次々と出回り、規制が追いついていないのが現状です。厚労省は年明けにも、類似の化合物を包括的に規制することを検討していますが、こうした依存性の高い成分を含む製品が出回らないよう、根本的な対策が急がれます。 ■若者を薬物から守るには 大麻や類似の製品から若者を守るために必要なこととは。加藤さんはこう話します。 加藤さん 「お酒も大麻も使わず、人生を豊かにすることは可能だし、楽しくすることも可能だよということは、言いたい。ありのままでいいんだと。生きる価値がないだとか、自分に生きている意味がないだとか、考える必要がないと言いたいです」 厚労省は、大麻を「使用罪」の対象にするにあたって、教育現場などでわかりやすく正確な情報を発信し、薬物からの回復支援も充実させ、取り組みをより強化するとしています。

2023.12.09 08:20

公募14万件超…“旧ジャニーズ”新社名を発表 “ジャニショ”も名前変え再スタート

旧ジャニーズ事務所のタレントマネジメントを行う新たな会社の名前が、14万件以上の公募の中から「STARTO ENTERTAINMENT」(スタートエンターテイメント)に決まり、8日発表されました。この発表とともに、公式ショップも名前を変えて再オープンしたのですが、ファンの受け止めは…。    ◇ 8日、「旧ジャニーズ事務所」のマネジメントなどを行う新会社の名前が発表されました。「STARTO ENTERTAINMENT」(スタートエンターテイメント)。本来の「START」のつづりにはない、「O」がついているのがポイントで、込められた意味は「STAR(スター)+と(未来へ向かう)」です。    ◇ この新社名について、8日夜、東京・有楽町で街の人に聞いてみました。 「これを見てジャニーズだと思わなかった」 込められた意味を教えると… 「おー! ダジャレみたい」 「私たちの中ではスターみたいな存在なので、これからも頑張っていってほしい」    ◇ 「スターライト…エンターテイメント?」 ――ここ最初はスタート。 「あ、スタート! これから始まっていくって意味では、名前がぴったりなのかな」    ◇ 「これだけ名前も全然違かったら、また別の新しい会社として変わりそうな気はします」        ◇ ファンから公募した14万156件の中から、決まったというこの名前。「STARTO」というワードは、11件の応募があったということです。新会社の最高執行責任者は井ノ原快彦さん、最高経営責任者には、コンサルティング会社を経営する福田淳さんが就任することも発表されました。 福田淳さんのコメント 「ジャニーズ事務所のアーティストとして磨いてきた彼らの歌、ダンス、演技。これらの一流コンテンツは、世界中に大きな影響を与えてきた『日本の宝』です。海外のエンタメ業界への橋渡しも手掛けていきたいと思います」    ◇ 新社名が発表されたこの日に、もう一つ再スタートを切ったものがあります。大阪のとある場所には人だかりができていました。ここは今年10月に営業を終了したショップ、通称「ジャニショ」です。8日、その後継店がオープンしたのです。 ジュニアファン(20代) 「アクスタを買ってきて。(デザインが)新しいやつです」 新たな店名は、「×××××.POP UP STORE(ブランクドットポップアップストア)」。「×(エックス)」が5つ並んだ文字を「ブランク」と呼び、「この部分には思い思いの言葉をあてはめてほしい」としています。    ◇ ポップアップストアは、8日、名古屋でもオープンしました。グッズと一緒に店を撮影するファンの姿がありました。 ファン歴15年以上 「オープンを楽しみにしていたので、仕事終わりに来ました。写真とグッズを買いました」 一方で、まだオープンしていない東京・渋谷店には、早くも場所の“下見”に訪れたファンの姿がありました。 ファン(10代) 「来週オープンすると聞いたので場所の確認に来ました」 渋谷店は来週金曜日にオープン予定です。 (12月8日放送『news zero』より)

2023.12.09 02:24

住宅に会社役員の70代女性遺体…殺人と断定 岩手・北上市

8日に岩手県北上市の住宅で70代の女性の遺体が見つかり、警察は9日、殺人事件と断定し、捜査本部を設置しました。 8日午前9時ごろ、北上市二子町の住宅で、この家に住んでいた会社役員、長谷川緑さん(76)があおむけの状態で倒れているのを、訪ねてきた家族が見つけ、110番通報しました。 警察が駆け付けたところ、長谷川さんは既に死亡していて、司法解剖の結果、死因は頭部の損傷に伴う出血性ショックでした。 警察で、長谷川さんの頭などに何者かにつけられた複数の傷があったことや現場の状況から9日、殺人事件と断定し、捜査本部を設置しました。 長谷川さんが殺害されたのは、7日の午後7時半ごろから8日の午前9時ごろの間とみられています。 長谷川さんは一人暮らしで、捜査本部が家族に話を聞くなどして慎重に捜査を進めています。

岩手 2023.12.09 17:35

激しい戦闘続く中、ガザ地区に40日間…過酷な避難生活の記録

イスラエル軍による地上作戦が続く、パレスチナ自治区ガザ地区。そのガザ地区に閉じ込められた男性が記録した、40日間の過酷な生活とは。      ◇ 激しさを増す、ガザ地区での戦闘。民間人の犠牲が増える中、被害はガザ地区の住民以外にも及んでいます。 アイルランド在住のイブラヒムさん。パレスチナ人の両親を持つイブラヒムさんは、休暇でガザ地区北部に滞在する中で軍事衝突に巻き込まれました。 イブラヒムさん「目覚めると、あちこちで大きな爆発音がしていたんです。また戦争が始まるんだと思いました」 およそ40日間にわたりガザ地区に閉じ込められたイブラヒムさん。過酷な避難生活を記録していました。避難先の南部の両親の家を撮影した映像を見せてくれます。 イブラヒムさん「この2つのマットレスを5人が使って寝ています」 2階建ての家に、親戚や友人などおよそ90人が身を寄せ合っていたといいます。 避難した当初は楽観的な見方をしていたといいますが… イブラヒムさん「みんな2、3日か長くても1週間しか続かないだろうと考えていました」 しかし、長引く軍事衝突で、避難生活も長期化。その中で問題になったのは、食料と水。スーパーの棚はほどなくして空になったといいます。そして… イブラヒムさん「飲んでいたのは飲用に適した水ではなく、病気になる危険がありました。さらに食べ物もほとんどが期限切れや腐ったものでしたが、ほかに選択肢がありませんでした」 発電機を動かす燃料も底をつき、電気もガスもない中、急きょ、かまどを作りました。しかし… イブラヒムさん「日課のパン探しですが、家に帰ります。残念ながら今日はパンがありませんでした」 パンが買えず、食卓に並ぶのは野菜だけという日も。イブラヒムさんは、家族構成をもとに配給表を作り、食糧難を乗り切ったと話します。 イブラヒムさん「皆が同じ量の食料と水、そしてすべてのものを公平に手に入れられるよう、表を作ったんです」 その後、避難先の近くにも空爆が。当時、一緒に避難していた8歳の長男・サミ君は… サミ君(8)「戦争で怖いのは夜です。ガザ地区のことを好きじゃない人たちが、家をたくさん壊すんだ」 死と隣り合わせの中、ガザ地区に閉じ込められてからおよそ40日。イブラヒムさん一家は、先月15日、エジプトとの境界にある検問所から脱出。今はアイルランドの自宅で平穏な生活を取り戻しています。 一方で、ガザ地区には親戚が残ったまま。避難先だった南部ハンユニスは、イスラエル軍が地上作戦を激化させ、住民らに退避を呼びかけている地域のため、不安が大きいと話します。 イブラヒムさん「いとこや叔父は、ハンユニスからさらに南のラファまで避難しなければいけませんでした。そして彼らは今、路上で暮らしているんです。停戦が実現して、より多くの援助が届くことを切に願っています」

2023.12.09 17:35

【黒くてウマい!】とんかつ&酢豚&沖縄料理! 人気の“ブラック・デリシャス・グルメ”『every.特集』

おいしいモノは茶色だけじゃない! アナタの知らない「黒くてウマい料理」が大集合。店主が情熱を注いだ異色の「ブラック・デリシャス・グルメ」目当てに連日、賑わうお店を紹介します。 ※詳しくは動画をご覧ください。(2023年12月5日放送「news every.」より) お問い合わせ情報 https://www.ntv.co.jp/every/feature/20231205.html [https://www.ntv.co.jp/every/feature/20231205.html]

2023.12.09 17:30

皇后さま60歳の誕生日 陛下とともに上皇ご夫妻に挨拶

皇后さまは9日、還暦、60歳の誕生日を迎えられました。9日午後、天皇陛下とともに、上皇ご夫妻への挨拶のため仙洞御所を訪問されました。 皇后さま60歳の誕生日にあたり、天皇皇后両陛下は9日午後3時半頃、上皇ご夫妻に挨拶をするため仙洞御所を訪問されました。皇后さまは手を振り、笑顔を見せられていました。 皇后さまは文書で感想を寄せ、「還暦という節目の誕生日を迎えることに信じられないような気持ちがいたします」と感慨を述べ、「新たな気持ちで一歩を踏み出し、努力を重ねながらこの先の人生を歩んでいくことができれば」と思いをつづられています。 9日、皇居では皇后さまの誕生日を祝う祝賀行事が行われ、午前には皇族方の祝賀に出席するため、秋篠宮ご夫妻や二女の佳子さまが皇居・宮殿を訪問されました。

東京 2023.12.09 17:28

イスラエル軍、ハマス拘束の人質救出作戦に失敗

イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の救出作戦に失敗したことを明らかにしました。 イスラエル軍はガザ地区南部の主要都市ハンユニスでの攻勢を強めていますが、8日、人質救出作戦に失敗し、イスラエル兵2人が大ケガをしたと発表しました。 ただ、この作戦で「多数のテロリストを殺害した」と主張しました。 さらに、この48時間で200人以上を拘束し、ハマスの司令官を含む数十人をイスラエルでの尋問のため、情報機関などに引き渡したということです。 こうした中、国連の安全保障理事会では、人道目的の即時停戦を求める決議案の採決が行われ、日本を含む13か国が賛成し、イギリスが棄権しましたが、アメリカが拒否権を行使したため否決されました。 アメリカ・ウッド国連次席大使「決議案の作成者たちが、なぜハマスを非難する文言を盛り込むことを避けたのか、理解できない」 パレスチナ・マンスール国連大使「安保理にとって最悪な日だ。停戦せよ!停戦せよ!命を守れ!」 ロイター通信によりますと、アメリカが拒否権を行使したことについて、ハマスは「非倫理的で非人道的だ」と非難しています。

2023.12.09 17:25

日米韓の安全保障担当高官が会談 北朝鮮への対応を協議

日本、アメリカと韓国の安全保障を担当する高官が9日朝、会談を行い、先月、弾道ミサイル技術を用いて偵察衛星を打ち上げた北朝鮮への対応を協議しました。 国家安全保障局長・秋葉剛男氏「北朝鮮による前例のない頻度や対応での弾道ミサイル等の発射を踏まえ、北朝鮮の完全な非核化に向けた日米韓の緊密な連携と協力の重要性を確認しました」 韓国大統領府などによりますと、秋葉国家安全保障局長ら日米韓の安保担当の高官は、北朝鮮による偵察衛星の打ち上げを受け、日米韓などが初めて連携して独自の制裁を科したことを高く評価したということです。 その上で、国連安保理決議による北朝鮮の非核化義務について再確認したほか、核ミサイル開発の資金源となる不正なサイバー活動への対応を3か国で連携し、強化することで一致しました。 また会談では、北朝鮮とロシアによる軍事協力の懸念をめぐっても意見が交わされました。

2023.12.09 15:23

岸田総理との面会に“統一教会”関係者が同席 米・元下院議長側が認める

岸田総理大臣が2019年にアメリカのギングリッチ元下院議長と面会した際、いわゆる統一教会の関係者が同席していたことをギングリッチ氏側が認めました。 アメリカのギングリッチ元下院議長の事務所はNNNの取材に対し、岸田総理が自民党の政調会長だった2019年に面会した際、いわゆる統一教会の関係団体のトップが同席していたことを認めました。 ギングリッチ氏の事務所によりますと、面会は教団の関係団体が手配したもので同席した関係団体のトップは岸田氏と名刺交換をし、会話もしたということです。 この面会について岸田総理はギングリッチ氏との面会を認めた上で同行者については「承知していない」との説明を繰り返しています。

2023.12.09 10:59

世田谷一家4人殺害事件から23年…警視庁が情報提供を呼びかけ 警視庁

東京・世田谷区で宮沢みきおさん一家4人が殺害された事件からまもなく23年になるのを前に、警視庁は現場近くで情報提供を呼びかけました。 2000年12月30日、世田谷区上祖師谷の住宅で、宮沢みきおさん一家4人が殺害された事件は未解決のまま、発生からまもなく23年になります。 9日、現場から近い成城学園前駅では、警視庁成城警察署の署員らおよそ40人が、駅の利用者らに犯人の特徴が描かれたビラやボールペンを配り、事件解決に向けて情報提供を呼びかけました。 近くに住む人「いつの間にか忘れられてますけど、あの近所を通ると、ああ恐ろしい事件だったなと」 警視庁成城署・熊谷達也署長「必ず犯人を検挙するという強い信念で捜査を続けております。今だから話せることがあると思います。躊躇(ちゅうちょ)することなく情報提供いただきますよう、よろしくお願いします」 この事件では、犯人検挙につながる有力な情報に最大2000万円の懸賞金が支払われることになっています。

東京 2023.12.09 14:23

トラックと乗用車が正面衝突、男女6人ケガ 北海道・旭川市

北海道旭川市の国道でトラックと乗用車が正面衝突する事故があり、男女6人がケガをしました。 事故があったのは、旭川市台場1条1丁目付近の国道12号です。9日午前6時45分頃、トラックと乗用車が正面衝突しました。 警察や消防によりますと、ケガ人は男女あわせて6人で、いずれも意識はあるということです。当時、路面は凍結していました。 また、札幌市東区北34条東19丁目付近の交差点では8日夜、直進していた軽乗用車に、右折しようとした乗用車が衝突しました。 この弾みで、歩行者の男性が事故に巻き込まれましたが、命に別条はありません。軽乗用車の20代男性は、意識がもうろうとした状態で病院に搬送されました。 警察は、乗用車を運転していた47歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、事故の原因を調べています。

北海道 2023.12.09 14:12

中国海警局の船2隻、尖閣周辺の領海に相次ぎ侵入 付近には日本の漁船1隻航行

沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に、9日午前11時前から、中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。付近には日本の漁船1隻が航行しています。 海上保安庁によりますと、9日午前10時50分すぎ、尖閣諸島・南小島の周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。付近には、乗組員3人の日本の漁船1隻が航行しています。 海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し、領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本漁船の安全を確保しています。 中国海警局の船による領海侵入は先月28日以来、今年に入って33件目となります。

沖縄 2023.12.09 13:06

女子高校生“連れ去り” 逮捕の男、通報前に逃亡生活の準備か

女子高校生を車で連れ去ったとして男が逮捕された事件で、男が消防に通報する前、自らの荷物を軽トラックに積み込んでいたことがわかりました。逃亡生活の準備とみられます。 9日朝に送検された橘孝憲容疑者は、先月、大阪市中央区の路上から高校1年の女子生徒を軽トラックで自宅まで連れ去った疑いです。 女子生徒は急性薬物中毒の疑いで死亡し、体内からは致死量を超える咳止め薬の成分が検出され、自ら摂取したとみられています。 橘容疑者は、翌朝になり「女性の意識と呼吸がない」と消防に通報した後、およそ1か月にわたり行方をくらませていましたが、その後の取材で、通報のおよそ1時間半前に自宅から段ボールや衣装ケースなどを運び出し、軽トラックに積み込んでいたことがわかりました。 警察は、関与を疑われることを恐れ、逃亡生活を送ろうとしていた可能性もあるとみて調べています。

大阪 2023.12.09 12:15

寺から時価500万円相当の仏像を盗んだか 71歳の男逮捕 三重

三重県鳥羽市の寺から時価500万円相当の仏像を盗んだなどとして、71歳の男が逮捕されました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、伊勢市の無職・中川久朗容疑者です。警察によりますと、中川容疑者は今年8月10日、鳥羽市堅神町の観音寺に侵入し、時価500万円相当の仏像1体を盗んだ疑いが持たれています。 中川容疑者は7日のテレビ報道を見て、8日、1人で警察署に出頭してきたということで、調べに対し、容疑を一部否認しているということです。 寺では、仏像が盗まれる6日前に、さい銭箱から現金が盗まれる被害も発生していて、警察は、中川容疑者の犯行とみて詳しく調べています。

三重 2023.12.09 12:17

安倍派 記載ない“キックバック”総額 数億円とみられる 塩谷氏側も還流か

自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、収支報告書に記載のない議員側へのキックバックの総額が数億円にのぼるとみられることが、関係者への取材で新たに分かりました。 関係者によりますと、自民党の安倍派「清和政策研究会」のパーティー券をめぐっては、安倍派幹部の松野博一官房長官、現在、事務総長の高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長側が、いずれも直近5年間で1000万円を超える収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられています。 また、すでに判明している西村康稔経済産業大臣、萩生田光一政調会長に加えて、9日に新たに、安倍派の塩谷立座長側も収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられることが分かりました。 さらに、その後の関係者への取材で、派閥から議員側への収支報告書に記載のないキックバックの総額が、数億円にのぼるとみられることも新たに分かりました。少なくとも2億円を超えるものとみられます。 特捜部は、派閥の会計責任者や議員秘書への任意聴取をすでに始めていますが、臨時国会閉会後にも議員本人への聴取などをし、全容解明を進めるものとみられます。

2023.12.09 12:11

国連・安保理 ガザ地区「停戦決議案」に米が拒否権…否決 

国連の安全保障理事会は8日、大規模な衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区での人道目的の即時停戦を求める決議案を採決しましたが、アメリカが拒否権を行使し、否決されました。 ガザ地区での人道目的の即時停戦を求める決議案について、8日の緊急会合では、15か国のうち日本を含む13か国が賛成し、イギリスが棄権しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使したため、否決されました。 アメリカは拒否権行使の理由について、決議案にイスラム組織ハマスへの非難やイスラエルの自衛権が盛り込まれていないことなどを挙げました。 アメリカ ウッド国連次席大使 「議案の作成者たちが、なぜハマスを非難する文言を盛り込むことを避けたのか、理解できない」 パレスチナ マンスール国連大使 「安保理にとって最悪な日だ。停戦せよ!停戦せよ!命を守れ!」 決議案はUAE(=アラブ首長国連邦)が提出し、およそ100か国が共同提案国となりましたが、アメリカが拒否権を行使したことで、国際的な批判が高まるものとみられます。 ロイター通信によりますと、ハマスは「非倫理的で非人道的だ」と非難しています。

2023.12.09 12:06

ラスベガスの大学で銃撃事件 死者3人のうち1人は60代の日本人女性

アメリカ西部ラスベガスの大学で起きた銃撃事件で死亡した3人のうちの1人が、60代の日本人女性だったことが分かりました。 この事件は、ネバダ大学ラスベガス校のキャンパスで6日、67歳の男が銃を発砲し、3人が死亡1人がケガをしたものです。 大学や地元当局によりますと、死亡した3人のうちの1人はタケマル・ナオコさん(69)で、日本人女性だったことが新たに分かりました。タケマルさんは日本文化や日本語を教えていた准教授で、この大学に勤めて20年目だったということです。 この事件ではタケマルさんのほか、64歳の男性教授、39歳の女性助教授が死亡、容疑者の男は駆けつけた警察との銃撃戦の末、死亡しました。 地元メディアは関係者の話として、男はこの大学の教授職に応募していたものの、採用されていなかったと伝えています。

2023.12.09 08:25

「全国矯正展」開催 飲食コーナー復活…網走刑務所で飼育の和牛使った弁当も

全国の刑務所で受刑者が作った製品の展示即売会が開かれました。 「全国矯正展」は、受刑者が行う刑務作業を広く知ってもらうため、毎年開かれています。初日の9日は、受刑者の立ち直りを支援する法務省特別矯正監の杉良太郎さんや、ものまねタレントのコロッケさんらが会場を訪れました。 法務省矯正支援官 コロッケさん 「ひとつひとつ、刑務所によっての特徴があると思いますから、一個一個、受刑者の方ががんばったものを作っているのだ、反省して更生していくと作ってらっしゃることを気持ちの上で理解していただく」 ことしはコロナ禍の影響で去年まで中止していた飲食コーナーが復活し、網走刑務所で飼育した和牛を使ったお弁当や、横浜刑務所が製作したパスタなどの販売が行われました。 全国矯正展は10日の午後3時まで行われています。

2023.12.09 11:48

松野官房長官 政府与党内で“辞任不可避”の見方強まる

ウラ金疑惑が指摘されている松野官房長官について、政府与党内では辞任は避けられないとの見方が強まっています。江口友起記者が中継。 松野長官については、総理周辺が「続けるのはさすがに厳しい」と話すなど、政府与党内では、辞任は避けられないとの見方が強まっています。 松野長官は、政治資金の問題が指摘されてから、記者会見や国会で質問を受けても説明を拒み続けています。こうした状況などから、多くの自民党議員が「これではもたない」とか「辞任は避けられない」と話しています。 ある政府関係者も「いずれ、辞めることになるだろう」と語っていて、政府与党内では松野長官の辞任は避けられないとの見方が強まっています。 ただ、内閣の要である官房長官が政治とカネの問題で辞任することになれば、岸田政権にとっては大打撃です。支持率が低迷する中で政権運営が一層、難しくなるのは確実です。 さらに疑惑が浮上している安倍派幹部はそろって政府・自民党の要職についていることから、政府与党内では「松野さんだけ辞めて済む問題ではなくなっている」との声は高まっていて、岸田政権は窮地に追い込まれています。

2023.12.09 11:44

【関東地方の天気】週末はたっぷりの日差し降り注ぎ、季節外れの暖かさ続く

週末の関東地方は、たっぷりの日差しが降り注ぎ、季節外れの暖かさが続きそうです。 【午後の天気】 南部、北部ともに風も弱く穏やかに晴れるでしょう。空気が乾いているため、火の取り扱いには注意してください。日中の最高気温は、18℃から20℃くらいの予想で、この時期とは思えない過ごしやすい陽気でしょう。 【週間予報】 10日は、9日以上に気温が上がり、東京都心は21℃の予想です。週明け11日(月)はこの時期らしい気温に戻り、雨が降りそうです。

2023.12.09 11:17

世界に通じるエンタメビジネス! 詩羽と知る…タテ読みマンガの世界【SENSORS】

「タテ読みマンガ」とは、スマートフォンで読むために最適化されたフルカラーマンガだ。「ウェブトゥーン(Webtoon)」「スマトゥーン」と呼ばれる場合もある。現在の市場規模は約5000億円、5年後には7倍の約4兆円に達すると予想されている。 タテ型になることで、なぜこれほどまでに市場が急拡大しているのだろうか。 ■タテ読みマンガが世界的に人気 日本の代表的なマンガアプリ「LINEマンガ」では、売上トップ10のうち上位8作品が「タテ読みマンガ」だという。また、グローバル展開を行うタテ読みマンガプラットフォーム「NAVER WEBTOON」は9ヵ国語で配信、そのユーザー数は1億人に迫る勢いを見せている。 LINE Digital Frontierの森 啓 取締役COOは、タテ読みマンガの世界的人気の理由について次のように述べる。 「タテ読みマンガはフルカラーで、コマが大きく見やすい点が特徴です。また、従来のヨコ読みマンガは日本の場合、右から左に読むが、海外では左から右に読むのが一般的なため、馴染みがありません。タテ読みマンガは上から下に読むので、世界中の人に受け入れられやすいフォーマットだと言えます」 ■デジタルならではの仕掛け 世界が認める日本のマンガ。これまでに数々のマンガを世に送り出してきた出版社だけでなく、IT企業やスタートアップ企業も次々にタテ読みマンガ事業に参入、原作IP(IP=Intellectual Property :知的財産)を保有する形で、世界に通じるエンタメビジネスに打って出ようとしている。LINE Digital Frontierの森取締役COOは、タテ読みマンガのビジネスモデルの特徴について次のように解説する。 「従来の紙のマンガとは違い、タテ読みマンガはデジタルならではの仕掛けができます。たとえば、『第1話無料配信』など、まずは無料で読んでもらう体験で新たなユーザーを引きつけ、読者を獲得していくことができます」 そのほか「広告を見れば、次の話を無料で読める」といったアプローチや、顧客データの細かな分析も可能なため、「どんな人に作品が読まれているか?」「どのジャンル、どんなシーンや展開の需要があるか?」など、読者のニーズを迅速に読み取ったうえでコンテンツを提供できる。デジタルを活かしたさまざまなビジネスの展開が可能なのだ。  ■世界を視野に制作 韓国のタテ読みマンガビジネス 「タテ読みマンガ」の人気が世界的に高まる中、韓国はタテ読みマンガで世界をリードしている。韓国発のタテ読みマンガの実写化は、多くの国で大ヒット。例えば、韓国ドラマ「梨泰院クラス」もその一例だ。2023年11月にも韓国で人気のタテ読みマンガ「プレイリスト」がHuluにてオリジナルドラマ化され、日韓同時配信で話題を集めている。 韓流アイドルが、デビュー時から世界展開を前提にしたエンタメを確立しているように、「タテ読みマンガ」もまた、世界を視野に入れた制作で人気を博しているのだ。 日本と韓国にスタジオを持ち、タテ読みマンガの制作・配信を手掛けるアニメイトグループのロケットスタッフ株式会社代表の高 榮郁(こう・よんう)さん。韓国のタテ読みマンガの強みについて次のように語る。 「日本では、マンガは出版社、ドラマなどは制作会社が作る場合が多いのですが、韓国ではマンガを制作した会社が、関連会社をたくさん持っていて、映画制作・ドラマ・音楽とすべてまとめて手掛ける場合が多いと言えます」 タテ読みマンガの制作現場の特徴について「ロケットスタッフ株式会社」の鳴瀬麻美さんに、さらに詳しく聞いた。 「タテ読みマンガの制作現場は、ネーム(絵コンテ)、背景、線画、カラー担当などの分業制です」 当然、紙は使わず、すべてデジタル上で制作。着色には、AIを活用した自動彩色ツールが活用されている。数多くの作品を生み出すために、色塗りなどは海外に送って作業してもらう会社もあるという。また「背景制作には、建築用の3Dソフトを使用し、効率的な運営を図っています」と鳴瀬さん。      ◇ ロケットスタッフ株式会社代表の高さんは、デジタルを駆使した効率化の理由について次のように説明する。 「タテ読みマンガはおおむね70コマ程度で構成され、1話を約2分ほどで読んでもらう目標で制作するケースが多いです。時間をかけて読むユーザーはそれほど多くないため、3D技術などを活用してサクッと制作できる方がいいと思っています」 これまでにもマンガで世界をリードしてきた日本が、そのIPでさらに世界へ打って出るチャンスも広がる「タテ読みマンガ」。今後の市場拡大に要注目だ。

2023.12.09 10:22

国連・安保理 ガザ「即時停戦」決議案、再び否決 アメリカが拒否権を行使

国連の安全保障理事会は8日、大規模な衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区での人道目的の即時停戦を求める決議案を採決しましたが、アメリカが拒否権を行使し、否決されました。 国連の安全保障理事会は8日、緊急会合を開き、衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区への対応を協議しました。 国連 グテーレス事務総長「ガザの人々は奈落の底を目の当たりにしている。国際社会は、彼らの試練を終わらせるためにあらゆる手を尽くさなければならない」 人道目的の即時停戦を求める決議案の採決に先立ち、グテーレス事務総長はこのように述べ、安保理に対し停戦と民間人の保護に向けた取り組みを強く求めました。 しかし、停戦を求める決議案の採決が行われましたが、アメリカが拒否権を行使し、否決されました。 こうした中、イスラエル軍は8日、戦闘再開後としては最大規模となるおよそ450か所の目標を攻撃したと明らかにするなど、戦闘はガザ地区全域で激しさを増しています。

2023.12.09 06:37

「スマホ依存」で…“スマホ認知症”の可能性 20代でも「めまい」「物忘れ」

20代の6割が「スマホ依存症」を自覚しています。つまり、自分ではコントロールできないほど、スマートフォンの利用がやめられない状態に陥っている20代の人が6割もいると、調査会社が明らかにしました。 「依存しているな」と思う理由を聞いてみると、スマホが「手放せない」「ないと不安になる」「トイレや風呂にも持っていく」などの答えが返ってきました。    ◇ 中島芽生アナウンサー 「中川さんも同じ20代ですが、どれくらい日々使っていますか?」 中川大輔さん(俳優・モデル 「news zero」金曜パートナー) 「普段は平均1日2時間半くらいでドラマを見たりしています。ただ、休みの日は、わかっていながらやめられないですよね。気になる動画が次から次へと出てくるので、見ちゃいますよね」 中島アナウンサー 「20代の方のうち、実は1日に4時間以上使っているという人が48%もいて、さらに、目の疲れを実感したという人が62%もいたということです」(調査会社による) 「実際、若い人たちはどうなのか聞いてみました」 23歳(新橋) 「休日は7時間とか。ネットフリックスとかYouTube。漢字とかわからなくなる。(スマホだと)変換ですぐでるので、どうやって書くんだっけって」 高校生(16歳、渋谷) 「よく眠りにつけないとか、疲れ溜まっているとかある」 高校生(16歳、渋谷) 「寝坊とか」 ■「スマホ依存」で若者に認知症のような症状が… こうしたスマホの依存によって脳の働きが低下し、若い人でも“スマホ認知症”に陥っている可能性があると工藤千秋医師は指摘します。 脳が疲れてパンクしている状態になってしまって、眠気、めまい、物忘れ、集中できないなど、認知症のような症状が若い人でもでてきてしまうといいます。 これを防ぐためには、1~2時間スマホを使わない、公園で散歩するなどして脳を休ませて、リラックスさせるのが大切なんだそうです。 ■“スマホ認知症”ならないための対策は? 中川大輔に聞く 中島アナウンサー 「中川さん、何か対策をとられていますか?」 中川さん 「僕は姿勢を気にしていますね。スマホでドラマなどを見るときは、目から離して見ています。(下を向くと)どうしても目と首が疲れちゃうので、姿勢を気にして(スマホを)見るようにしています」 中島アナウンサー 「なかなか斬新ですね」 中川さん 「台本を読むときはスマホをほかの部屋に置いといて、集中が途切れないように対応しています」 中島アナウンサー 「たまには『スマホ離れ』をする日をつくってみるのもいいかもしれません」 (12月8日放送『news zero』より)

2023.12.09 09:21

「からあげ専門店」が苦境に 過去最多の倒産7倍…コロナ禍で人気も ナゼ ?

8日夜、東京・台東区にある「からあげ専門店」を訪れると…。 「すみません寒いなか、ありがとうございます!」 「まいど。ありがとうございます!」 この店の人気メニューは、国産の鶏もも肉を使った「からあげ」です。 しかし―― からあげ専門店「鬼のからあげ」 代表 「精肉店から『あそことあそこは(経営が)厳しいよ』とか、『あそこは、やめちゃうらしいよ』というのは耳にする。常連さんがいなければ、うちも相当厳しい」 悩みの種は、経営を続けられるかどうかだといいます。     ◇ いま、「からあげ専門店」の多くは、苦境に立たされているといいます。 実は今年、「からあげ専門店」の倒産件数は前年の7倍、22件に急増し、過去最多となりました。小規模の専門店も含めると、その件数は数倍にのぼる可能性もあるということです。(※帝国データバンクによる) コロナ禍では、「からあげ専門店」の店舗数は相次いで増えていました。 「さっそくありました、“からあげ”の文字。『からあげ専門店』ですね」 “揚げたて”を家にテイクアウトできるとして好調だったといいますが……なぜ、いま経営難に陥っているのか? 先述の「からあげ専門店」はテイクアウトのみのため、コロナ禍と比べて客足が3割減となっているといいます。 からあげ専門店「鬼のからあげ」 代表 「(週に)3回来てくれた人が、週に1回になってしまったり」 8日夜、都内で聞いてみても。 ――最近、テイクアウトした? 会社員(20代) 「(コロナ禍の時は)週1くらいはしてました。最近は全然、本当にしないですね」 会社員(20代) 「週末2、3回やってたのが、ほぼゼロになりました」     ◇ さらに、止まらない物価高も追い打ちをかけています。 からあげ専門店「鬼のからあげ」 代表 「お肉も値上がりしてます。今までで、ダントツで高いです。僕の給料を下げるしかない」 この店は、ある打開策を考えているといいます。それは、からあげ専門店の看板を掲げながら、炊き込みご飯を販売すること。 からあげ専門店 代表 「いま、うちにある食材でできるのが、“炊き込みご飯”が一番いいかなと」 来年から、定期的に販売したいということです。 からあげ専門店 代表 「売り上げが上がればいいんですが、(これ以上、売り上げを)“落とさないため”というのが正しいかもしれない」 ■中川大輔に聞く「からあげ専門店」魅力増やすには? 中島芽生キャスター 「中川さん、『からあげ専門店』については、いかがでしょうか?」 俳優・モデル 中川大輔さん(大学で建築学を学ぶ) 「僕もよく行く『からあげ専門店』で、からあげ以外のお総菜も買ったりするんですけど。あらためて、お店のこだわりや工夫を感じて、購買意欲がそそられました」 中島芽生キャスター 「日本の飲食店は、安くておいしいものを提供してくれるので、手軽に食べられる日本食としても世界に広がっていってほしいですよね」 俳優・モデル 中川大輔さん(大学で建築学を学ぶ) 「そうですね。コロナも落ち着いてきて、海外のお客さんも増えてきたので、この『からあげ』という食べ物が、もっと多くの人に広がってほしいですね」 (12月8日放送『news zero』より)

2023.12.09 08:55

パリ五輪 ロシアとベラルーシの選手に個人資格での参加認める 中立な立場条件に IOC

来年のパリオリンピックをめぐり、IOC=国際オリンピック委員会は8日、ロシアとベラルーシの選手について、中立な立場を条件に個人資格での参加を認めました。 ウクライナ侵攻を受け、ロシアと同盟国のベラルーシの選手は、来年のパリオリンピックへ参加できるかどうか判断が出ていませんでしたが、IOCは8日、「中立な立場」という条件付きで個人資格での参加を認めると発表しました。 ただ、国歌や国旗の使用は認めておらず、軍に所属する選手や戦争を積極的に支持する選手は除外されるほか、団体競技への参加も認めません。 今回の決定を受け、ウクライナのクレバ外相は、「全てのパートナーに対し、オリンピックの原則を損なうこの恥ずべき決定を強く非難するよう求める」とSNSに投稿し、反発しています。

2023.12.09 02:33

【現役ドラフト】ドラ1が3人移籍に選手会事務局長「今回も魅力ある選手が出ていた」一方で「球団側が選ぶのではなく…」

12選手が移籍することになったプロ野球の2023年度の現役ドラフト。制度ができて2回目となる今回は、新人選手選択会議(ドラフト会議)で1位の選手が3人名を連ねる形になりました。ロッテの佐々木千隼投手(16年ドラフト1位)がDeNA、阪神の馬場皐輔投手(17年ドラフト1位)が巨人、中日の鈴木博志投手(17年ドラフト1位)がオリックスへ移籍することになりました。 日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は今回の現役ドラフトに対してコメントを発表。 「今回も魅力ある選手が出ていた。普通だとドラフト1位で入った選手は長く、入った球団にいるというのはある。他球団に出してあげた方がいいものが出せるという判断があってのリスト入りで、環境を変えてあげられればという(球団の)気持ちが出ているのかな。制度としていい方向にいっていると思う。いい選手を取るためには、いい選手を出さないといけない。他球団にとって魅力的ではない選手をリストで出せば、結果的に上位で取れない。(現役ドラフト移籍組から)今年1年目で活躍した選手が出たので、早めに取りたい、という気持ちがあるのかなと思う。今のところは魅力ある選手がリストに入っているので結果的にはそうなっている。このまま根付いてくれればいい」 ドラフト上位選手でも、出場機会を増えるチャンスを与えられる制度になったことを評価した森事務局長。一方で「根本的には球団側が選ぶのではなく(出場試合数や年齢などの条件で)自動的にリストアップされてほしい」など、選手会としての要望も残しています。 【2023年度現役ドラフト結果】 <セ・リーグ> 阪神 漆原大晟(投手、オリックス) 広島 内間拓馬(投手、楽天) DeNA 佐々木千隼(投手、ロッテ) 巨人 馬場皐輔(投手、阪神) ヤクルト 北村拓己(内野手、巨人) 中日 梅野雄吾(投手、ヤクルト) <パ・リーグ> オリックス 鈴木博志(投手、中日) ロッテ 愛斗(外野手、西武) ソフトバンク 長谷川威展(投手、日本ハム) 楽天 櫻井周斗(投手、DeNA) 西武 中村祐太(投手、広島) 日本ハム 水谷瞬(外野手、ソフトバンク)

東京 2023.12.09 08:10

豊島区の畳店で火事 焼け跡から男性の遺体

8日夜、東京・豊島区にある畳店の店舗兼住宅で火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。 東京消防庁などによりますと、8日午後9時半ごろ、豊島区要町にある畳店の店舗兼住宅で火事がありました。 火は2階建ての建物の1、2階部分とその周囲の建物の合わせて4棟、およそ110平方メートルを焼き、およそ4時間後にほぼ消し止められました。 畳店の店舗兼住宅は全焼し、1階の生活スペースから男性の遺体が見つかったということです。 この住宅に住んでいる60代の男性と連絡が取れないということで、警視庁などは、遺体の身元の確認を進めるとともに出火原因を調べています。

東京 2023.12.09 06:49

【永田町365~今日は何の日】橋本首相がビル・ゲイツ会長と意見交換(1997年12月9日)

■1997年12月9日 橋本首相は首相官邸でマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と会い、インターネットの普及やパソコン利用の重要性などについて意見交換をしました。 ◇ ◇ ◇ 【永田町365】は日本テレビのライブラリーにある秘蔵映像から、その日にどんな政治ニュースがあったか紹介するアーカイブニュースです。

東京 2023.12.09 07:00

東京・豊島区の店舗兼住宅で火事 焼け跡から男性1人の遺体見つかる

8日夜、東京・豊島区の店舗兼住宅で火事がありました。焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。 東京消防庁などによりますと8日午後9時半ごろ、豊島区要町の店舗兼住宅で火事がありました。 火は2階建ての建物の1、2階部分とその周囲の建物の合わせて4棟、およそ110平方メートルを焼き、およそ4時間後にほぼ消し止められました。 火元の建物の店舗部分は畳店で、1階の生活スペースから男性の遺体が見つかったということです。 この住宅に住んでいた60代の男性と連絡がつかないということで、警視庁などは、遺体の身元の確認を進めるとともに出火原因を調べています。

東京 2023.12.09 05:33

アパートで80代女性が左耳を切断され…隣人の74歳男を現行犯逮捕 東京・江戸川区

8日夜遅く、東京・江戸川区のアパートで80代の女性が左耳を切断され、右耳も切りつけられる大けがをしました。警視庁は隣人の74歳の男を現行犯逮捕しました。 警視庁によりますと、8日午後11時ごろ、江戸川区西小岩のアパートから「助けてという女性の声が聞こえる」と110番通報がありました。 警察官が現場にかけつけると、80代の女性が両耳から血を流していて、近くにいた男に話をきいたところ「無理矢理押し入って耳をきりつけた」などと話したため、自称・竹林純一容疑者を女性を包丁で切り付けてけがをさせた傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 女性の左耳は切断、右耳もケガをしていて、意識はあるということです。 近くの住人 「半年前ごろからドアの音がうるさいとか、お風呂の音がうるさいとか、そのたびに文句言ってくる」 竹林容疑者は女性の隣人で、調べに対して「騒音トラブルがあった」と話しているということで、警視庁は詳しい経緯を調べています。

東京 2023.12.09 02:16

死亡の女子高校生、“意識もうろう”で男とカラオケ店から…  大阪

16歳の女子高校生を車で連れ去ったとして逮捕された58歳の男。死亡した女子高校生は、薬の過剰摂取、いわゆる「オーバードーズ」だったとみられていますが、事件直前、意識がもうろうとした状態で一緒にカラオケ店から出る様子が防犯カメラに映っていたことがわかりました。 ◇ 微笑みながらカメラを見つめる短髪の男。未成年者略取の疑いで逮捕された、職業不詳の橘孝憲容疑者(58)です。 先月11日未明、大阪市内の路上から16歳の女子高校生を未成年と知りながら、親の同意なく軽トラックで自宅に連れ去った疑いがもたれている橘容疑者。女子高校生は翌朝、死亡しているのが見つかりました。 橘容疑者とみられる人物 「知人の16歳の女性の意識と呼吸がない」 警察によると、橘容疑者と見られる人物から通報を受けた消防が自宅マンションに駆けつけると、玄関のドアは開けっ放しになっていて、室内からベッドにあおむけの状態で死亡している女子高校生を発見したということです。このとき、橘容疑者の姿は確認されず、自ら通報した後に現場から逃走したとみられています。 さらに、現場に残されたウエストポーチにはレシートが入っていました。 事件直前、大阪市内の薬局2店舗で、あわせて4箱の「せき止め薬」を購入していたことが8日、新たにわかりました。 司法解剖の結果、女子高校生の体内から致死量を超えるせき止め薬の成分が検出された他、覚醒剤の反応もありました。死因は「急性薬物中毒」とみられています。 自ら出頭してきたという橘容疑者は… 橘容疑者 「事実とは違う」 調べに対し、容疑を否認しています。 橘容疑者を知る近所の人は… 近所の人 「女性が出入りするようになったので、年の差があるのに変だなとは思った。仲良さそうな雰囲気だった」 今年10月ごろから、SNSアプリで連絡を取り合っていたとみられる2人。 警察によると、事件前日… 女性高校生 「写真撮りに行く」 夕方以降に母親にこう告げ、外出した女子高校生は、午後7時ごろ、大阪市内の薬局2店舗で、「せき止め薬」を購入したといいます。その後、カラオケ店の中へ。このとき、女子高校生のスマホには、橘容疑者に迎えに来るよう依頼する内容が残されていて、翌午前1時ごろ、防犯カメラに橘容疑者がカラオケ店に入っていく様子が映っていたといいます。 約2時間半後、橘容疑者とともに出てくる様子が映っていたということですが、このとき女子高校生は意識がもうろうとした状態だったということです。 女性高校生のスマートフォンには、本人のものと思われる手に大量の薬がのった写真や、カラオケ室内のテーブルにせき止め薬が置かれている写真が残っていたということです。 その後、橘容疑者は大阪・難波の路上で助手席に女子高校生を乗せ、約17キロ離れた茨木市の自宅に連れて行ったとみられています。 市販薬を過剰に摂取する、いわゆる“オーバードーズ”をしていたとみられる女子高校生は、自身で薬を過剰摂取したとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。

大阪 2023.12.09 02:00

松野官房長官を追及「適切に対応」8回繰り返し… 安倍派の裏金“1億超”か 政権に影響は

自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、松野官房長官側が1000万円を超えるキックバックを受けていたとみられることがわかりました。記者や野党から直接厳しい追及を受けたのですが、「適切に対応」という言葉を繰り返しました。     ◇ 8日、松野官房長官は朝から大勢の記者に囲まれていました。 ――5年で1000万円超えキックバックは事実か 松野官房長官 「今から閣議がありますので記者会見で対応します」 ――自身の進退については? 松野官房長官 「記者会見で対応します」 収支報告書に記載のないキックバックが直近5年間で1億円を超えるとみられる、自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題。 これまで、関係者への取材で10人以上にのぼる議員がノルマ超過分のキックバックを受けていたとみられることがわかっています。8日、追及の矛先は松野長官個人へ集中することになりました。 松野長官側が直近5年間で、1000万円を超える収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられることがわかったのです。 松野長官は7日も“裏金疑惑”について回答を避けていました。 松野官房長官 「この場は政府の立場としてお答えしていると認識しています」 8日朝も… 松野官房長官 「政府の立場として臨んでいる。政府の立場として参加をしており、お答えを差し控えるべきであると認識していますが…」 記者からの質問はすべて“パーティー券問題”でしたが、同じ言葉を繰り返しました。     ◇ 立憲民主党 枝野幸男議員 「金額は5年間で1000万超えると、こうした話、松野官房長官と話していませんか」 国会ではちょうど、自身の疑惑について話が及ぶなか、会見を終えた松野長官が合流しました。席につくなり、野党から厳しい追及が始まります。 立憲民主党 枝野幸男議員 「松野長官帰ってこられたので、(パーティー券の)ノルマを超えた分を派閥の方には報告計上せずに自分のところで抱えていた、そういうケースはあったんですか、ないんですか」 松野官房長官 「派閥の政治資金の取り扱いについては刑事告発がなされ、それに関連して捜査が行われていると承知をしており…」 立憲民主党 枝野幸男議員 「よく聞いてください、私派閥のこと聞いていません。あなたの政治資金の取り扱い、あなたが売ったパーティー券のことをちゃんと派閥に報告したんですか」 松野官房長官 「派閥が現在、政治資金に関しまして刑事告発をなされ、それに関連して捜査が行われているものと承知をしており、そうしたことを踏まえ、私の政治団体についても精査し適切に対応したいと考えています」 席に戻るなか、「答えてないよ!」「逃げてるじゃないか」といったヤジが飛んでいました。説明を拒み続ける松野長官に、質疑は一時中断。 立憲民主党 蓮舫議員 「内閣の要が政治と金の疑惑直撃されているのに当人は何も答えない。更迭してくださいよ」 午後には、野党が岸田首相に対し松野長官と西村経産相について更迭するよう迫りましたが、岸田首相は現時点では続投させる考えを示しました。 松野官房長官 「私の政治団体に関しては適正に処理をしてきたと考えています」 続く追及に、「適正に処理をしてきた」と述べる場面もありましたが、会見ではこの発言について質問が出ました。 ――参院予算委でご自身の会計を「適正に処理してきたと考えている」と…報道は誤報でしょうか 「派閥において事実確認がなされている最中であり、私の政治団体についても精査して適切に対応していきたい」 「適切に対応して…」 「適切に対応していきたい」 改めて「適切に対応」という言葉を8回繰り返し、詳しい説明はありませんでした。 政権の中枢に及んだ、“裏金疑惑”。今後の政権運営への影響は―― 日本テレビ政治部 平本典昭官邸キャップ 「政権発足以来、最大のピンチを迎えたと言っていい。松野さんが仮に辞めても『次は誰か』という話になるので、問題解決に向けた着地点が見えてこない」 「また、ある閣僚経験者は『官房長官が辞めれば政権はもたない』と指摘していて、自民党内には人事はもちろん、『年内の総辞職だってあり得る』という声すら出ている」 (12月8日放送『news zero』より)

東京 2023.12.09 01:42

プーチン大統領、来年3月の大統領選挙に出馬の意向表明

ロシアのプーチン大統領は8日、来年3月に行われる大統領選挙に出馬する意向を表明しました。 プーチン大統領は8日、ウクライナ侵攻などで功績があった人たちへの表彰式に出席しました。 式典後の懇談の場で、プーチン大統領は、ロシアが去年併合したドネツク州からの出席者に、来年3月の大統領選挙に立候補するよう促され、出馬の意向を明らかにしました。 プーチン大統領 「決断しなければならない時だ。私はロシア連邦大統領に立候補する」 プーチン大統領の出馬は今回で通算5回目で、有力な対抗馬はなく、当選は確実とみられています。 当選すれば、新たな任期は2030年までとなります。 ロシア大統領選挙は来年3月15日から3日間投票が行われ、17日に開票されます。

2023.12.08 22:40

“たたみ店”で火事…1人逃げ遅れか 黒煙や火柱 火の粉が… 東京・豊島区

8日午後9時半ごろ、東京・豊島区要町のたたみ店とみられる店舗と住宅を併用する建物で起きた火事。これを捉えた映像には、黒煙が立ちのぼり、火柱も上がり、火の粉が舞う様子が映っていました。 現場は、JR池袋駅から2キロほど。東京メトロ千川駅のすぐ近く、付近には店舗や住宅が立ち並ぶ場所です。午後10時半ごろには、たたみ店とみられる店舗を併用する住宅は、黒く焼け焦げ、骨組みも見えてしまっていました。 またこの火事で、住人とみられる1人が逃げ遅れているという情報があり、警視庁などが確認を急いでいます。 ※詳しくは動画をご覧ください(12月8日放送『news zero』より)

東京 2023.12.09 01:26

中国の気球が台湾海峡の「中間線」越え飛来…台湾国防部発表

台湾の国防部は8日、中国の気球が台湾海峡に設定された事実上の停戦ライン「中間線」を越え飛来したと発表しました。 台湾国防部によりますと、日本時間7日午後1時前、台湾北部の基隆から南西へおよそ187キロメートル、高さおよそ6400メートルの上空で中国の気球が発見されました。 その後、気球は東へ進み、およそ1時間後に確認できなくなったということです。気球は、気象観測用のものとみられ、台湾海峡に設定された事実上の停戦ライン、「中間線」を越え飛来したということです。 また、8日午前7時までの24時間で、中国軍機のべ26機と艦船のべ10隻が台湾周辺で活動しており、台湾国防部は、「状況を監視し、適切に対応している」としています。

2023.12.09 00:40

「年賀状」送る?送らない?… “年賀状じまい”から今年は「復活年賀状」へ お年玉つき賞品…昔は家電、いま現金!【#みんなのギモン】

8日の#みんなのギモンは「年賀状は“重い”ですか?」がテーマです。次の2つのポイントを中心に詳しく解説します。 ●年賀状の歴史 楽しみといえば… ●“年賀状じまい”から「復活」の動き     ◇ 今年も残り3週間あまりになりました。来年の年賀状の受け付けが1週間後の15日に始まります。毎年、この時期になると考えるのが…年賀状を送る?送らない?という悩みです。 さっそく街で聞きました。 会社員(40代) 年賀状送らない 「めんどくさいな、というのが一番ですかね。元旦に来たら、その日にコンビニに走って…返事はしなきゃとは思うので。元日の夜にコンビニに行って、来た人に書く」 会社員(20代) 年賀状送らない 「会社でも、お互い『出さない』という方針になってるのもある」 育休中の会社員(40代) 年賀状送る 「(年賀状)出します。結婚してから子どもが生まれて、疎遠になってる人もいるので、その方たちへの挨拶がてらに出します。あとは、子どもが生まれたので、これからは成長を見てほしいので」 確かに、どうしようかという“重さ”はあるものの、なかなか会えない親戚や友人に近況を報告する、いいきっかけにはなる、といえそうです。 ■「年賀状を送らない」人は5割以上 その理由は? 調査会社が、社会人900人に聞いたところ、「年賀状を送らない」人は5割以上という結果になりました。若い人ほど、送らない傾向にあり、逆に、50代だと6割の人は送るようです。(※ライボJob総研 調べ「2023年 年賀状と歳暮の意識調査」全国20~50代900人対象) 【年賀状を送らない派】51.5% 20代:61.8% 30代:52.0% 40代:46.4% 50代:41.3% そもそも「年賀状は必要ない」という人も5割いるのですが、下記のような理由で送らないと答えています。 【年賀状を送らない理由】 1位:SNSなど、他の手段で代用できるから(49.4%) 2位:準備が面倒だから(44.9%) 3位:作る時間がないから(37.1%) こういったさまざまな理由で、送ってはいるものの年々数が減っている、という人も多いのではないでしょうか。 ■年賀状の歴史 楽しみといえば「お年玉つき」…人気家電から現金30万円へ! ここで、1つ目のポイント、「年賀状の歴史」をたどり、「楽しみといえば…」ということで、「お年玉つき年賀はがき」について詳しく解説します。 年賀状の歴史は長く、平安時代から「貴族」の間でありました。 江戸時代になると「飛脚のおかげ」で年賀状の文化が広がりました。 明治初期になると「東京~大阪間の郵便事業」が始まって、ようやく遠くの人にも送れるように。 明治後期になると「私製はがき」が認定され、身近なものになってきました。 そして、昭和24年には「お年玉つき年賀はがき」が始まって、楽しみが増えました。 まさにこの時のポスターを見てみると、賞品の特等は高級ミシン、2等は学童用グローブ(本革)。当時、なかなか手が出ないものが賞品になっていたようです。 当時、新入社員の月給が3000円の時代、その時に、この高級ミシンは1万8000円ですから、給料の6か月分にもあたるものだったわけです。 昭和30年代になると…特等は桐のたんすやマットレス、2等はスチームアイロン、昭和39年には1等はポータブルテレビというのが出ていました。 昭和58年になると、1等は「オーブンレンジ」に。 そして…今の賞品の考え方は「好みが多様化している」ということで、何でも買えるようにと、「現金」に変わっています。 1等が現金30万円または、選べる電子マネーギフト31万円分など、2等がふるさと小包などになっています。 これほど楽しい企画がついていながら、年賀状というのは、だんだんと人々の心から遠い存在になってしまっている、という現状があります。 ■20年前をピークに「年賀状」減り続ける背景にあるのは? これまでの「年賀はがきの発行枚数」を見てみると、ピークだったのが今からちょうど20年前(2003年度44億5936枚)。このころには、年賀状をパソコンで、自分で手軽にデザインして作れるようになり、楽しむ人が多くいました。 ではなぜ、この年から減っていったのでしょうか。 実はこの年に、「個人情報保護法」が成立していました。そのため、住所録の配布を取りやめた企業が多かったのではないかと考えられます。住所がわからないから送れない、というわけです。 そして、職場の中でも、もう儀礼的なやりとりをやめていこうという動きも加わって、そこへSNSが登場し主流になっていったということが考えられます。 ■“年賀状じまい”から「復活」の動き…今年の旬は「復活年賀状」 「年賀状じまい」というのが増えてきましたが…そこで2つ目のポイント「今、復活の動きが」について解説します。 年賀状は、やっぱり、届いたらうれしいものです。街の人にも聞いてみました。 会社員(30代) 「(相手が)思ってくれて、出してくれてるんだなって思うので。うれしいので、お返しします」 会社員(20代) 「日本の伝統が、どんどん失われてきているなと思いますね。イラストとかも描いたりするので、個性が出せる場というのが意外と年賀状はあったりする」 やはり、年賀状は“個性を生かせる場”、ということになるといえそうです。     ◇ そこで、今年の旬は「復活年賀状」。 “年賀状じまい”を宣言はしてみたものの、「やっぱりさびしい」、「ちょっと早まったかな」と思う人や、相手から年賀状が届いて「やっぱりうれしいじゃないか」ということで、「復活したい」という人も大勢いるようです。 印刷会社も去年、“年賀状じまい”の年賀状を売り出していたのが、今年、「復活年賀状」を売り出す、というところもあるそうです。     ◇ 伝えるプロ、キャスターの皆さんに「久しぶりに年賀状を書く人に、どんなメッセージを添えますか?」というお題で、“今時でお洒落な”年賀状を考えてもらったところ、個性を出す、次のようなアイデアを出してくれました。 ◆得意の「イラスト」を生かして「職場のメンバー」を描く(手描きはうれしい) ◆愛犬などペットのかわいい写真に「ふきだし」をつけて近況報告 ◆「あけましておめでとう」を中国語など、いろんな言語で書いてグローバルに ◆送られる人のことを思って、本当に喜ぶ「ひと言」を考える 元日に配達をご希望であれば、年賀状は今月25日までにお出しください。 (2023年12月8日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より) ●あなたの身の回りの怒りやギモンをお寄せください。 お寄せいただいた情報をもとに日本テレビ報道局が調査・取材します。 #みんなのギモン [https://news.ntv.co.jp/tag/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%82%AE%E3%83%A2%E3%83%B3] https://www.ntv.co.jp/provideinformation/houdou.html [https://www.ntv.co.jp/provideinformation/houdou.html]

2023.12.08 22:03

【独自】高木国対委員長、世耕参院幹事長、西村経産相、萩生田政調会長側もキックバック受けていたか 自民・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で

自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、高木毅国対委員長と世耕弘成参院幹事長、さらに西村康稔経済産業大臣、萩生田光一政調会長側も収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられることが関係者への取材でわかりました。 関係者によりますと、自民党の安倍派、「清和政策研究会」のパーティー券をめぐり、新たに、現在、安倍派の事務総長である高木国対委員長と、安倍派幹部の世耕参院幹事長側も、収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられることがわかりました。キックバックの総額は、いずれも、直近5年間で1000万円を超えるとみられます。 さらに、西村康稔経済産業大臣、萩生田光一政調会長側も収支報告書に記載のないキックバックを受けていたとみられるということです。 特捜部は、今後、議員への聴取などをし、全容解明を進めるものとみられます。

2023.12.09 00:01

【全文】皇后さま還暦(60歳)誕生日ご感想(宮内庁公表)「還暦という節目の誕生日を迎えることに信じられないような気持ち」

皇后さまは12月9日に還暦、60歳の誕生日を迎えられました。 皇后さまは文書で寄せた感想の中で、「還暦という節目の誕生日を迎えることに信じられないような気持ち」であることに触れ、「これからまた新たな気持ちで、一歩を踏み出し、努力を重ねながら、この先の人生を歩んでいくことができれば」とつづられました。 お誕生日に合わせて皇后さまが書かれたご感想の全文をご紹介します。 【皇后さま60歳お誕生日ご感想】(表記は宮内庁公表のまま) ちょうど10年前の今日、50歳の誕生日を迎えるに当たり、それまで半世紀を生きてきたことを思い、「不思議な感慨に包まれます」と感想を綴(つづ)りましてから、いつの間にか10年の月日が経(た)ちました。 光陰矢の如(ごと)しと申しますが、この10年はあっという間に過ぎたようでもありながら、以前には予期していなかったような様々な出来事や社会の変化のあった10年でもあったように感じます。 その10年前の少し前には、未曽有の被害をもたらした東日本大震災により、大変に多くの方々が犠牲になられ、また、被災されました。30年前に私が皇室に入りましてから時をあまり経ずして起きた阪神淡路大震災とともに、このことは大きな衝撃と深い悲しみを持って受け止めなくてはならない現実でした。その後も、7年前の熊本地震のほか、台風や豪雨などの自然災害により、我が国は度々大きな災いに見舞われてきましたが、その度に、その時々の厳しい状況の中で人々が力を合わせ、手を取り合って、助け合いながら、悲しみを乗り越え、苦難に立ち向かおうとする姿にどれほどの感銘を受けたことでしょう。そのようなときに、国内各地、そして海外のたくさんの方から届いた温かい支援や善意も心から有り難く感じるものでした。 4年近く前には、俄(にわか)に新型コロナウイルス感染症の猛威に曝(さら)されることになりました。我が国を含め、世界中で多くの人々が重い病に倒れ、亡くなっていくという、日々の報道を見るのが辛(つら)い毎日でした。そのような中にあって、人々の命を救うために、医療や保健などの分野で日夜懸命に力を尽くされた方々の献身に改めて深く感謝いたします。国民の皆さんの協力も相俟(あいま)って、その後様々な努力が実り、この感染症の問題が少しずつ落ち着きを見せるとともに、街にも活気が戻り、多くの人が徐々に日常の生活を取り戻してきていることに安堵(ど)しています。その一方で、今なお様々な困難を抱えている人も多く、身の上を案じています。 世界に目を向けますと、戦争や紛争により、各地で子どもを含む多くの人の命が失われていることに大変心が痛みます。そして、現在、国際社会の中で、分断と対立が深まってきているのではないかということが気に掛かります。平和な世界を築いていくために、人々が対話を通して相手の置かれている状況を理解しようと努め、互いを尊重し合いながら協力していくことがいかに大切かを改めて感じます。 世界ではまた、今年も地震や水害などの大規模な災害が起きました。トルコ、シリア、モロッコ、アフガニスタンでは、大きな地震が発生し、多くの人が亡くなったり、負傷したり、家を失い避難生活を余儀なくされたりしています。大雨による被害や山火事、深刻な干ばつなど、地球温暖化に伴うと思われる自然災害も世界各地で多発しています。気候変動など地球規模の環境問題は、私たちが協力し合いながら真剣に取り組まなければならない喫緊の課題の一つであると考えます。 日本国内にあっては、南海トラフ地震や首都直下地震などの発生が今後心配される中、関東大震災からちょうど100年に当たった今年、防災や減災についての様々な啓発活動が行われていたことを心強く感じました。他方で、今年も国内の様々な所で地震や大雨、台風などによる自然災害が起こり、残念なことでした。亡くなられた方々とその御遺族に心から哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いをお伝えいたします。 このように、心の痛むことも多い昨今ですが、同時に、若い人々を含め、社会のいろいろなところで、助けを必要としている人々やより良い世の中のために様々な活動を地道に続けている方もたくさんおられ、頼もしく思うとともに、そのような方々の善意や創意工夫に感心し、励まされることが度々あります。 昨年から私たちの地方への訪問が再開されましたが、6月に全国植樹祭に出席するために訪れた岩手県の陸前高田市や大船渡市、釜石市では、被災地の皆さんが、幾多の困難を抱えながらも弛(たゆ)みない努力を続けてこられた姿に心を打たれました。被災地が今後、真の復興を遂げていくことを心から願うとともに、引き続き被災地に心を寄せていきたいという思いを新たにいたしました。 9月には、全国豊かな海づくり大会のために北海道を、そして10月には、特別国民体育大会のために鹿児島県、国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭のために石川県を訪れ、それぞれの地域の特色に触れ、この国の自然・風土や歴史・文化の豊かさを改めて感じることができました。また、行く先々で、多くの方に温かく迎えていただいたことも嬉(うれ)しく、それぞれの場所でいろいろな方のお話を直接伺えたことも有り難いことでした。 6月には、天皇陛下と御一緒に、令和になって初めて国賓としてインドネシアを訪問いたしました。久々の海外への親善訪問で、滞在期間も国内で地方を訪問する時よりも長かったこともあり、当初は不安もありましたが、多くの方に温かく迎えていただき、お陰様で、貴重な経験に満ちた思い出に残る初めてのインドネシア滞在となりました。大統領御夫妻には、ボゴール宮殿において歓迎行事や午餐(さん)会を催していただいたほか、大統領には、御自身の運転されるカートで植物園を御案内いただき、また、御夫人にはインドネシアの伝統文化を御紹介いただくなど、温かいおもてなしを頂き、楽しいひとときを御一緒させていただいたことが有り難く、とても良い思い出になりました。また、若い人々を含め、インドネシアの人々との現地での交流を通じて、インドネシアの人々の心の温かさや優しさ、そして、日本の人々や文化に対して抱いてくれている敬いや親しみの気持ちを肌で感じ、日本とインドネシアの間で長年にわたって培われてきた友好の輪の広がりを実感することができました。 幸いにして、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の落ち着きを受けて、4年ぶりに栃木県の御料牧場や那須御用邸で静養する機会にも恵まれました。豊かな自然の中で、ゆっくりと心安らぐ日々を過ごすことができたことは嬉(うれ)しいことでした。 今年は、私たちにとりまして、結婚30年の節目の年でもありました。この30年の間のことを思い起こしますと、上皇上皇后両陛下の温かいお導きの下で、天皇陛下に常に優しくお支えいただき、また、ほかにも多くの方々に助けられ、見守っていただきながら、今日の日を迎えることができましたことに心から感謝しております。今年は、記念の展覧会なども思いがけず開催していただき、多くの方にお祝いいただいたことは嬉(うれ)しく、有り難いことでした。 この30年の月日の中で、2年前に愛子が無事に成年を迎えることができました時には安堵(ど)すると同時に、たくさんの方にお祝いいただいたことを心から有り難く思いました。お陰様で、愛子はこの4月から大学4年生に進級し、対面での授業を受けるために大学に通い始めましたが、先生方やお友達とも一緒にとても楽しそうに学生生活を送っています。今は卒業論文の提出が間近に迫って忙しそうにしていますが、残りの大学生活を有意義に送ってもらえればと思っています。まだあどけないところも残る愛子ではありますが、いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきたと感じます。 今回、還暦という節目の誕生日を迎えることに信じられないような気持ちがいたしますが、この機会に、これまでの60年の人生を改めて振り返り、この世に生を受けてから私を慈しみ育ててくれた両親を始め、家族や友人、先生方、そして今までお世話になった全ての方に深く感謝いたします。また、日頃より国民の皆様から寄せていただいている温かいお気持ちに対し、改めまして心からの御礼をお伝えしたいと思います。これからまた新たな気持ちで一歩を踏み出し、努力を重ねながら、この先の人生を歩んでいくことができればと思っております。 来る年が、我が国、そして世界の人々にとって、明るい希望を持って進んでいくことのできるより良い年となることを願いつつ、国民の皆様の幸せを祈りながら、できる限りの務めを果たすことができますよう努力してまいりたいと思います。

東京 2023.12.09 00:00

【全文】皇后さまご体調への医師団見解(宮内庁公表)「ご回復の途上にあり、依然としてご体調には波」

皇后さまは12月9日に還暦、60歳の誕生日を迎えられました。 お誕生日に合わせて公表された医師団の見解には、皇后さまのご体調には依然として波があるとしつつ、回復に向かわれていることがうかがえる記述が見られました。 天皇陛下を支えながら、国民が直面している様々な困難を気遣い、出来る限り国民との触れ合いの機会を大切にされようと努められているという皇后さま。大学卒業に向けた論文の執筆に取り組む愛子さまを、母として温かく見守られているということです。 医師団見解の全文をご紹介します。 【皇后陛下のお誕生日に際しての医師団見解】(表記は宮内庁公表のまま) 皇后陛下におかれましては、これまでも医師団が説明いたしております基本的な考え方を踏まえながら、引き続き御治療を継続していただいております。 本年は、都内行幸啓につきましては、お一方でお出ましになった5月の全国赤十字大会や7月のフローレンス・ナイチンゲール記章授与式、両陛下でお出ましになった5月及び11月の園遊会、8月の全国戦没者追悼式などをあわせ、24回に及ぶお出ましをなさいました。 地方行幸啓につきましては、岩手県、北海道、鹿児島県並びに石川県にお出ましになった他、近隣の神奈川県(2回)やオンラインで福島県にお出ましになりました。さらに、6月には、御負担を勘案して一部宿舎に滞在されることとするなど御日程を工夫しつつ、念入りに御準備をなさり、インドネシアを国賓として御訪問になり、温かい歓迎をお受けになりました。 皇居では、宮殿などでの行事に臨まれたほか、感染防止に十分配慮されつつ、今年も御養蚕に取り組まれるなど、御活動を続けられました。 皇后陛下には、天皇陛下をお支えになりながら、国民が直面している様々な困難を心から気遣われ、出来る限り国民との触れ合いの機会を大切にされようと努めていらっしゃいます。また、大学での日々の授業や課題、御卒業に向けた卒業論文の執筆などに取り組んでいらっしゃる愛子内親王殿下を母親として温かく見守っておられます。 今年は幸い、御静養のため、お三方で4月に栃木県の御料牧場、8月から9月にかけて同じく栃木県の那須御用邸にお出ましになることがおできになりました。 このように皇后陛下は工夫を重ねられ、御体調を整えられながら、努力して御活動を続けていらっしゃいます。 一方で、皇后陛下には、御快復の途上にあり、依然として御体調には波がおありです。そのため、大きい行事の後や行事が続かれた場合には、お疲れがしばらく残られることもあります。 本年は都内行幸啓に加えて、地方や海外など、様々なお出ましをなさるとともに、御所や宮殿での行事も増えていらっしゃいます。そのような中でお疲れが残らないよう、御散策などの御運動や気分転換のためのお時間を含め、十分な御休息をおとりいただきたいと、医師団としては考えております。また、かねてから皆さまにお伝えしているところではありますが、公的なものに加え、私的な部分でも御活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えております。 皇后陛下には、これまで同様、周囲の方々の理解と支援をお受けになりながら御治療を続けていただくことが大切ですので、引き続き温かくお見守りいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

東京 2023.12.09 00:00

皇后さま、きょう60歳の誕生日 還暦を迎え「信じられないような気持ち」

皇后さまは9日、60歳の誕生日を迎えられました。還暦を迎えたことに「信じられないような気持ちが、いたします」と感想を寄せられています。 9日に還暦を迎えた皇后さまは、文書で感想を寄せ、この10年は「以前には予期していなかったような様々な出来事や社会の変化があった」とし、大きな災害に見舞われる度に「人々が力を合わせ、手を取り合って、助け合いながら、悲しみを乗り越え、苦難に立ち向かおうとする姿にどれほどの感銘を受けたことでしょう」と振り返られました。 特にコロナ禍では、「日々の報道を見るのが辛い毎日でした」と胸の内を明かし、「街に活気が戻り、多くの人が徐々に日常の生活を取り戻してきていることに安堵しています」と述べられました。 まもなく大学卒業となる愛子さまについては、「まだあどけないところも残る愛子ではありますが、いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきたと感じます」と成長を喜ばれました。 そして「還暦という節目の誕生日を迎えることに信じられないような気持ちがいたします」と述べ、周囲の人々に心からの感謝を示すとともに、「これからまた新たな気持ちで一歩を踏み出し、努力を重ねながら、この先の人生を歩んでいくことができれば」と抱負をつづられました。

東京 2023.12.09 00:00

【惜しまれつつ閉店】歌舞伎俳優にも愛された“つくだ煮”の名店 1890年代に台湾で創業・中目黒の書店も…

惜しまれつつ閉店する店があります。 秘伝のたれをかけたワカサギの煮付けや、たらこなどおよそ40種類。ついついご飯がほしくなってしまうような、あまからい香りが漂う、1957年に東京・江東区で創業したつくだ煮の専門店「佃宝」(つくほう)です。歌舞伎俳優にも愛された店ですが、創業者夫婦が亡くなったことなどから、12月30日で閉店することを決めました。創業者の味を受け継いできた「佃宝」3代目の鈴木正信さんは、新たな「佃宝」としての再出発をめざします。 東京・中目黒にも、長い歴史に幕を閉じる決断をした書店がありました。1890年代に台湾の台北で開業し、戦後、1947年に2代目が日本に戻ってきて、中目黒に店をかまえた「新高堂書店」です。現在は5代目となる梅田美音さんが店を継ぎましたが、電子書籍などの普及で書店の経営が立ちゆかなくなり、閉店することにしたのです。SNSで閉店のお知らせをすると、台湾から訪れるお客さんが急に増えたといいます。 ※詳しくは動画をご覧ください(12月8日放送『news every.』より)

東京 2023.12.08 22:38

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