ちひろDEブレイク

みすゞ心のメッセージ

9月24日にお届けした詩は「梨の芯」でした

 この詩は私は妙に好きな詩で、梨も大好きなのでいつも梨の季節になるとこの詩を思い出しながらいただきます。
 梨を食べたあとの「芯」をきちんとゴミ箱へ入れる子と入れなかった子の後の結果をおもしろく表現した詩なんですが、地面にある梨の芯は「蟻」にとってご馳走です。蟻はお礼を言うんですね。でも、ゴミ箱へ入れた芯は、お掃除のお爺さんが普通に何も言わず、ゴミを処理する。このなんとも皮肉な物語。世の中は実はこうした皮肉も沢山あるものです。
(ちひろ)

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