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CARPENTERS

2024年12月23日

ポピュラーミュージックという枠に限らず音楽界の至宝です。兄リチャード・カーペンターのまれにみるアレンジ力とピアノ、妹カレン・カーペンターの最高の声。聴くものは驚きと癒しをもらえる。音楽の魔法のようなものが二人にはあります。
 
もっとも売れたアルバム「ナウアンドゼン(1973)」。中学生でした。イエスタデイ・ワンスモアは毎日何度もラジオから聴こえましたね。このアルバムを学校にもってきた友人がいました。宝物のようなもので、ハードロックばかり聴いていたわけではないのですが、カレンの歌とそのクオリティーに感動しました。当時辛口の評論家たちは決して高評価ばかりではなく「退屈で甘ったるい…」などの意見もありましたが、世間はそんな批評を跳ね除け、評論は関係なく彼らを受け入れました。1975年の「緑の地平線 ホライゾン」、1976年「見つめあう恋」と今聴いても胸を打つアルバムをリリース。是非聴いてください。
 
リスナーさんからも1976年のジャパンツアーでの山口公演の話がありましたが、山口放送主催なんですね。少々驚きです。残念ながら僕は行ってないのですが、有名海外ミュージシャンの貴重な山口県でのコンサートですね。何か資料は無いのか?と思います。調べてみると1976年のツアースケジュールが凄い。1日2公演を含みほとんど休みなく多くのコンサートをしています。今では考えられません。かなり過酷だったと思います。
 
ご存知のようにカーペンターズは1983年カレンの死により活動を終えます。今思うと1971年頃から約6年間が彼らの活動に勢いがあったことが分かります。1970年代後半は時代が大きく変わってきた頃で、受けなくなってきたのでしょう。しかし再評価は続き、今でもカーペンターズは世界中で聴く人たちにやすらぎを与えています。なぜならカレン・カーペンターのようなシンガーはいませんから…。カーペンターズは永遠でしょう。
 
次回はリクエスト集です。今年もラジオ聴いていただきありがとうございました。2025年も楽しんでください。
 
今回オンエア
LEAVE YESTERDAY BEHAIND   
IT’S GOING TO TAKE SOME TIME 
MEDLEY:SUPER STAR~RAINYDAYS AND MONDAYS   
TOUCH ME WHEN WE’RE DANCING     
NOWHERE MAN   
WE’VE ONLY JUST BEGUN  愛のプレリュード
They Long To Be Close To You

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