
大人の音楽堂 ブログ
The Allman Brothers Band
2026年03月30日
歴史的ライブ盤と未だに言われている今回のオールマン・ブラザーズ・バンドの1971年ニューヨーク、「フィルモア・イースト・ライブ」。既に2枚のスタジオアルバムをリリースしていて大きな話題になっていました。
やはりこのバンドの特長は、デュアン・オールマンによる素晴らしいスライドギターのソロでのリフ、それと2人のドラマーの迫力のリズム、グレッグ・オールマンのオルガン、ピアノとしゃがれ声のヴォーカル、ソング・ライティングとギターでの存在感が光るディッキー・ベッツ。それまでの黒人が産み出したいわゆるブルースにロックっぽいリフや裏メロ、ツインリードギター、カッコいいオルガンソロとか聴々どころ満載なのです。メンバー全員が楽器演奏者なので、凄まじいインタープレイもライブならではの醍醐味。このオールマン・ブラザーズ・バンドはその後の南部のバンドの元祖的なバンドですね。
1971年という時代ですが、録音状態も素晴らしく、さすが「トム・ダウト」さんです。個人的に感じるのは、今のライブ録音よりはるかにこの時代の方がリアルで状態がいい。空気の振動がその頃の音をしっかり伝えています。このライブは2日間、1日2回行われてすべて録音されていますがマスターテープが行方不明になり、関係者が大捜索した結果、アトランタの床屋で発見。無事にトム・ダウトにわたりリマスターされて6枚組のスペシャル・エディションが発売されました。
バンドの顔的なデュアン・オールマンはこのフィルモアイーストのライブの数ヵ月後にオートバイ事故で他界、24歳でした。そしてその1年後にはベースプレイヤーのベリー・オークリーもオートバイ事故で他界。バンドは窮地に追い込まれますが、新たに結束を固めいくつもの名盤を世に出しています。デュアンの事故死もありこのライブ盤はロックファンからは宝物のように扱われている存在です。一家に1枚のアルバムです。
さて次回は歴史的名盤ライブ、問答無用1972年ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパン。お楽しみに!
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